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2005年11月11日 (金)

SSNFH-1.0

SSNFH   2000年の夏にパソコンを買ってインターネットで情報を集めるようになったのですが(2000年問題の不安がなくなったので)、そのとき初めてダウンロードして作ったのが北海道(当時は仙台)のH田さんの滞空競技用ハンドランチ専用機 SSNFH-1.0でした(当時は「やすしアンドかおるのホームページ」現「AERO BOY」。今もダウンロード可です)。現在もそうなのですが、なぜかダウンロード可能な滞空競技機はハンドに偏重しているんですね。ホームページやブログもハンド組みが多いですし・・・。

 H田さん、古い機体(5年前)の写真でごめんなさい。

 ちょっと見たところ二宮先生のホワイトウイングスに似ている気がしますが、まったく違う構造やアイデアで設計されています。現在のオリジナル機と比較するとかなり平凡かもしれませんが、1996年基本設計の機体であることを考慮する必要があります(H田さんが第4回ジャパンカップ(以下JC)出場時使用と記していますので)。

 まず目に付くのは(写真でわかるかどうかわかりませんが)、主翼が通常のキャンバーではなく直線で折り曲げて作られていることです。これによって正確に25%をピークとするキャンバーがつけられます。また、これによって主翼の剛性もアップします。

 また、主翼裏貼りも前縁より2mm控えられています。低レイノルズ数の翼では前縁がとがっているほうが性能がよいと言われています(H田さんは誘導抵抗低減のためと記しておられます)。 なお、JC規定機種では禁止されていますのでご注意ください。念のため。

 胴体にも工夫があります。現在はみな普通にやっていることですが、主翼下の部分は写真ではわかりませんが軽量化のために中抜きになっています。これは単に軽量化にとどまらず、胴体前下部に仕込まれた錘の増加に寄与しているはずです。これにより、重量の集中と重心位置の低下に貢献していると考えられます。

 胴体後部には1mm幅の補強部材が貼り付けられています。意識していなかったのですが、現行の私の機体も同様の補強を行っていることに気づきました(写真左下)。オリジナルなつもりでも、出会った多くの機体の集大成なのだと言うことにいまさらながら気づかされます。

 H田さん!ありがとうございます。

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コメント

私も、SSNFH-2.1が原点でした。
ここから紙飛行機はじめた方多いんじゃないかな。

投稿: Kar | 2005年11月12日 (土) 12時22分

SSNFHをご紹介いただき光栄です.
いまとなっては過去の遺物みたいな紙飛行機です.

当時WEB上に紙飛行機の図面をおいてあった方
はほとんど居なかったようで,おのずと目立って
しまったんでしょうね.

二宮機とは全然違うとのご評価,もちろんほめ言葉
とうけとっていますが,WWの中のHigh-Wing機から
進化させたものです.いろいろ自分なりに改良を重ね
あんなものになりました.

投稿: 本田 | 2005年11月13日 (日) 20時57分

本田様
設計者本人からコメントをいただきありがとうございます。
SSNFHは設計の古い機体かもしれませんが、それだけにWWと同様に多くの方の設計に影響を与えている1機ではないでしょうか。私もその一人で、自分の機体を語る上でもどうしても避けられない機体だと思っています。
 今後ともよろしくお願いします。
 

投稿: シマしま | 2005年11月14日 (月) 00時16分

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