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2006年1月29日 (日)

胴体苦労話-その1

DSC01102  先日、香川紙飛行機を飛ばす会のメンバーから胴体の作り方についての質問がありました。そこで、胴体作りの苦労話を・・・

 現在は、ケンラン180の5枚貼りあわせ+里紙135の2枚補強という積層胴体です。しかし、最初からこのような構造の胴体を正確に作ることはできませんでした。ここにいたるには、それなりの工夫と試行錯誤があったのです。

 紙飛行機の胴体に求められることは以下の4つだと考えられます。

1、発射時にかかる主翼及び尾翼の負荷にたえられる強度があること。

2、墜落時に折れたり変形しにくい柔軟性と強度があること。

3、主翼と尾翼が正確に取り付けられること。

4、軽量であること。

 これを満たす構造として、ゴムカタパルトでは積層構造の胴体が一般的に用いられています。しかし、高さ4mm以下となると正確に貼りあわせるのはちょっと難しいです。

 最初、精度の問題に悩んだ私は、2002年から2004年の春まで写真のような板紙(0.7mm)とコの字型に折ったケント紙(135)を組み合わせた胴を使用していました。この胴体は、AGケント5枚と同等の強度とさらに軽量であると言う長所がありました。また、コの字に折った構造のため、左右の紙のずれはありませんから主翼の取り付け位置を容易に決められる特徴もあります。主翼・尾翼の取り付け位置は平板にするため上からかぶせるケント紙は切り抜いて、中の板紙がのぞく構造にしています(コの字に折り曲げた胴体上面は、丸く膨れやすいです)。

DSC01103  次の写真が、この胴体を使った機体の完成写真です。

 しかし、1年間使って、思わぬ欠点が露呈しました。それは、湿度に弱いことと、接着剤による変形の問題です。芯に使っている板紙は、ケント紙に比べて密度が低く、厚さの割に軽量であり、このために軽量でかつ曲げに対する強度を持っています。しかし、湿度によってそりがでやすいようです。また、上からかぶせるケント紙のコの字というこうぞうのため、胴体の上側にのみ接着剤が付くことになります。この接着剤の収縮によりそりが出ることがあります。その他、板紙を切り出すときに深くカッターの刃を入れすぎると、そってしまうことがあり、部品の切り出しの歩留まりが悪いことも欠点です。(尾翼に下で2.5mm~1mmですから)

 以上のような理由と積層胴体の作り方のアイデアを得たので、2004年からは、また、積層胴体に戻しました。

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