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2006年1月30日 (月)

久々の紙飛行機日和

DSC01104  昨日の夕方は曇り・北北西の風1~2m。ほとんどデッドエアでしたので、思いっきり飛ばしてもまず機体をなくする恐れもない上に、紙飛行機本来の性能を知ることができる紙飛行機日和でした。

 4時ごろから、5時過ぎまでの夕方、写真の3機を飛ばしてきました。

 右端のコブコブはやっぱりだめでした。30秒がやっと。しかも滑空というより旋回しながらゆっくり落ちてくる感じ。旋回半径もだんだん小さくなっているような気もします。直感ですが、抵抗が大きいのでは?

 左端の普通のやつは、従来のC3BSの主翼に72mmに尾翼を拡張して重心位置を後ろに下げながら水平尾翼容積率を14.5程度にしたものです。滞空時間は、38~42秒。42秒のときは、少し重心を後ろに下げすぎたのかピッチング気味でした。(この日の気象条件では下げたほうが明らかによかったです。)

 中央は、先週紹介したコブのつもりのSC174CSW。滞空時間は、45~52秒(水平飛行に移ってから43.5~49.8秒)。これはかなり期待できる滞空時間です。滑空の様子は、時々(ほんの少し)翼を振るようなローリングを見せるもののピッチングもなく、きれいな滑空でした。

 調整は、さすがに初めての機体だけに、ちょっと苦労しました。普通翼のものに比べて、射出時頭下げの軌道だったためです。これは、尾翼後縁をUPさせることで対応しました。ほとんどまっすぐか少しUP気味になっています。ほぼ垂直上昇しましたが垂直降下したので、重心位置を後ろへ下げることにしました。これは想定外の事態でした。実は、この機体の主翼空力中心は前縁から5.6mmぐらいと、かなり前よりです。最初設定していた重心位置は平均翼弦基準で109%(前縁から24.5mm)で、予想ではこの位置の±0.5mmと考えていました。ところが、最終的な重心位置は、118%の26.5mmにもなってしまいました。このため、水平尾翼容積率が小さくなってしまい1.37になってしまいました。しかし、特筆すべきは、この状態でも、上昇・滑空とも安定していたことです。これが、コブの効果なのでしょうか?ともかく性能が高いことだけは確かなようです。とりあえず、このタイプを数機作ってみようと思います。

 ところで、このような平面翼形をなんと呼ぶか?(似たような平面翼形の先駆者のよこぜき氏とすぎやま氏は鳥の翼をイメージしたと言っておられましたが・・・)

 ガルウイングは、通常、翼根で上反角が大きく翼端で上反角の小さな形を言いますから、このような平面翼形に対して使うことはためらわれます。友人には、「とんびの翼みたいだ」と言われましたが、Kiteでは凧みたいなので、これもパスです。結局、ツバメの翼のようだということで、自分ではSwallow Wingsと名づけていますが・・・・。

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2006年1月29日 (日)

胴体苦労話-その1

DSC01102  先日、香川紙飛行機を飛ばす会のメンバーから胴体の作り方についての質問がありました。そこで、胴体作りの苦労話を・・・

 現在は、ケンラン180の5枚貼りあわせ+里紙135の2枚補強という積層胴体です。しかし、最初からこのような構造の胴体を正確に作ることはできませんでした。ここにいたるには、それなりの工夫と試行錯誤があったのです。

 紙飛行機の胴体に求められることは以下の4つだと考えられます。

1、発射時にかかる主翼及び尾翼の負荷にたえられる強度があること。

2、墜落時に折れたり変形しにくい柔軟性と強度があること。

3、主翼と尾翼が正確に取り付けられること。

4、軽量であること。

 これを満たす構造として、ゴムカタパルトでは積層構造の胴体が一般的に用いられています。しかし、高さ4mm以下となると正確に貼りあわせるのはちょっと難しいです。

 最初、精度の問題に悩んだ私は、2002年から2004年の春まで写真のような板紙(0.7mm)とコの字型に折ったケント紙(135)を組み合わせた胴を使用していました。この胴体は、AGケント5枚と同等の強度とさらに軽量であると言う長所がありました。また、コの字に折った構造のため、左右の紙のずれはありませんから主翼の取り付け位置を容易に決められる特徴もあります。主翼・尾翼の取り付け位置は平板にするため上からかぶせるケント紙は切り抜いて、中の板紙がのぞく構造にしています(コの字に折り曲げた胴体上面は、丸く膨れやすいです)。

DSC01103  次の写真が、この胴体を使った機体の完成写真です。

 しかし、1年間使って、思わぬ欠点が露呈しました。それは、湿度に弱いことと、接着剤による変形の問題です。芯に使っている板紙は、ケント紙に比べて密度が低く、厚さの割に軽量であり、このために軽量でかつ曲げに対する強度を持っています。しかし、湿度によってそりがでやすいようです。また、上からかぶせるケント紙のコの字というこうぞうのため、胴体の上側にのみ接着剤が付くことになります。この接着剤の収縮によりそりが出ることがあります。その他、板紙を切り出すときに深くカッターの刃を入れすぎると、そってしまうことがあり、部品の切り出しの歩留まりが悪いことも欠点です。(尾翼に下で2.5mm~1mmですから)

 以上のような理由と積層胴体の作り方のアイデアを得たので、2004年からは、また、積層胴体に戻しました。

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2006年1月22日 (日)

こんなの作ってみました

DSC01090a  なんだかんだいいながら、こんなの作ってみました。

本当は今日、香川紙飛行機を飛ばす会の月に一度の集まりで飛ばす予定で、まんのう公園に持ち込んだのですが、風が強すぎて断念。

 残念です。

 一応、左右各一個のコブのつもりなのですが、やっぱりコブと言うよりヨコゼキ機に似た主翼にしか見えません(^^;)。

DSC01096a  そもそも、私の2003年モデルとあまり変わらないような・・。でも、こうして写真を並べてみると、かなり垢抜けた感じに仕上がっているので、よしとしましょう。

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2006年1月15日 (日)

ギザ・コブに関する雑感

 この1ヵ月ギザ・コブ付きの紙飛行機を試してきましたが、まだ結論を出してしまうのは早すぎるかもしれませんが、6~9mm程度のギザギザあるいはコブコブについてはゴムカタパルトの垂直上昇機への使用はどうやら難しそうです。

 これはやはり垂直上昇機のサイズが小さすぎる(翼弦もキャンバーも)ためではないかと思います。一応、中空翼のような厚翼風の翼型では上昇の問題は何とかなりそうに思いましたが、滑空の悪さは致命的です。これについてはギザギザの上下方向の向きと重心位置をもっと詰めればよいところが見つかる可能性があるかもしれませんが、キャンバーが小さすぎるのでかなり微妙なものになりそうです。(ハンドであまり問題になっていないギザギザの上下方向の向きの敏感さは、キャンバーが小さいためだろうと考えています)キャンバーを大きくすることと、翼根付近の翼弦の長いところにのみギザギザをつけることは、まだ試していませんが、うまく行くかどうか疑問です。

 今後は、もっと大きなギザギザ、最初に考えたガルウイング風(ガルウイングとは通常内翼の上反角が外翼の上反角より大きな、カモメの翼の様な主翼を言うので、ちょっと抵抗があるのですが・・・)の平面翼形の機体に移ろうと思います。ちょっとギザギザとはいえませんが、異なる方向の渦がぶつかって安定した渦ができ、それによって失速遅れのような非定常空気力を発生するのであれば、この方が可能性があるかも知れません。

 でも、そろそろ今年のJC用の機体の開発、製作にも取り掛からねばならない時期に来ましたので、少しずつやっていこうと思っています。

 

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2006年1月 9日 (月)

2006年初飛行

 今日は2006年の初フライトをしてきました。

 南南西の風1~2mと、絶好の紙飛行機日和でした。初フライトの写真を撮ろうとカメラも持っていったのですが、カメラのスイッチをONにして愕然。メモリースティックの入れ忘れ。新年早々やってしまいました。と言うわけで写真なし。情けない話です・・・トホホ。

 フライトのほうは順調で、コブコブなしの機体では、今年の初MAX。

DSC01089a  初MAXの機体はこれ。11月から開発しているSC174C3BSSです。開発当初は、重心位置が主翼前縁より24.5mmだったのですが、現在は26mmまで後退させています。今日のBESTは72秒でした。

 問題は、コブコブの新型機です。開発の方向はバッチリで、上昇の調整の神経質さはなくなり、返りもスムーズになりました。上昇高度も、通常のものと変わらないようでした。ただ、沈下率が大きく、滞空時間は32秒前後と、あまりよくありませんでした。そこで、重心位置を0.5mm刻みで後退させました。実は、残念ながら昼前に強くなってきた風に河川敷の土手を越えて流されて、機体を失ってしまい正確なデータは取れなかったのですが、1.5~2mmさげた時点で39秒を記録しました。しかし、このときすでに滑空速度の低下、ややピッチング傾向が出ていたのでこれ以上の重心位置の後退ではよくならないように思いました。

 ただ、滑空は通常のものとは少し違っている感じで、通常の機体より旋回方向が安定しない(旋回の大きさ、方向などが一定でないようでした)、同じ調整でも1回目ローリングが出たのに次回はまったくでなかったり(ピッチングも同じ)、地面付近で粘る感じなどなど、どのように調整すべきか戸惑いました。コブコブの向きはかなり敏感で、少し触ると大きく挙動が変わるようです(垂直上昇機特有の小さなキャンバー、0-0調整ゆえかもしれません)。

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2006年1月 8日 (日)

2006年初号機

SC178CGG1  2006年の1号機にして、コブコブ最新作完成です。

 外翼にのみコブコブにしました。後退角の部分のみコブコブにして、翼端失速を防ごうと言う発想です。

 前回のKuではほとんどキャンバーのない翼であったため、渦が翼の上面に流れるか下面に流れるかが不安定なためか、調整が難しかったと考えました。そこで、コブコブの部分をキャンバーの付いた中空翼にしました。つまり、翼端まで中空翼にしました。ただ、そうすると翼端の処理が問題になるので、ウイングレットのようなものを追加して処理することとしました。また、主翼下面は完全フラットにしました(上面した面ともに継ぎ目なしと言うこと)。このため、主翼単独の重量は1.5gと、やや重めになりました。ただ、スパンが170mmとやや長いので166mm程度にすれば軽量化は可能です。(実は、上反角の計算を間違えちゃったのでこんなことになってしまいました。最初は、中央を6度、外側を24度にしていたのですが、コブコブをつけるために外翼を40mmと長くしたため、それでは上反角が大きすぎることに気が付いて、途中から22度に変更したためでした。まったく修行がたらんなぁ。)

 機体重量 3.3g

 主翼スパン 170mm  翼根翼弦長 30mm

 水平尾翼容積 1.47

 重心位置 主翼前縁より27mm

 

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2006年1月 7日 (土)

雪だるま

yukidaruma  昨晩は、高松でも、ほんの1時間足らずのあいだに雪がほんの2cmほどですが積もりました。豪雪地帯の皆さんからすれば積もったうちにも入らないのでしょうが、高松旧市内ではこの前雪が積もったのがいつのことだったかわからないほど昔(たぶん10年ぐらい前かも)のことですから、びっくりしました。

 写真は、小学生の息子が作った小さな雪だるまです。

新型機は、まだこんな状態です。明日の朝には、ギブスをはずすことができる予定です。

DSC01082 明日の天気予報では西の風2~3mですので、やっと初フライトもできそうです。

 正月に増やした体重も少し元に戻ればよいのですが・・・・・・(^^;)

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2006年1月 5日 (木)

2006年1号機、ただいま製作中

DSC01077  元旦は、紙飛行機日和なれど、新年会を2件はしごの酔っ払いは飛行禁止。

 2日は、高校受験生の父として、合格祈願などに行きました。家族重視の姿勢を示すため飛行禁止。(NETで初飛行の便りを見て、指をくわえるのみ)

 3日、風が強かったので、一念発起し、新型機の図面を起こし、4日目、やはり強風のため、おとなしく製作に専念して、ようやく主翼と胴体の製作にまでこぎつけました。(2日とも5~8mの強風でした)

 今回は、前回のKuの反省から、完全中空翼とし、全体をガルウイング風にして、その後退部分のみに大き目のギザギザをつけてみました。ガルウイングかつギザギザということで、名前はSC178CGGにしました。

 今日から仕事でしたが、結構忙しくて、まだ紙飛行機の製作にまで手が回っていませんが、上反角をつけるところまではしたいなぁ、などと思っています。日曜日に完全な状態で間に合わすためには、ぜひともここまでは進めたいものです。

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2006年1月 1日 (日)

謹賀新年

2006nennga  あけましておめでとうございます。

 旧年中は大変お世話になりありがとうございました。

 今年もよろしくお願いします。

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