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2006年6月30日 (金)

但馬ドーム (5)高アスペクト比・ロングスパン・ゴムカタパルト機の評価

 いよいよ、高アスペクト比・ロングスパン・ゴムカタパルト機SC200C3BSの評価です。
 SC200C3BSの主翼のデータは以下の通りです。
投影翼幅  192.56㎜
投影翼面積 38.03c㎡
翼根翼弦長 24㎜
平均翼弦長 19.6㎜
アスペクト比 約9.8
上反角は変形2段上反角で、8度・24度
 なお、機体重量は3.0gです。
 この機体のインドア競技会滑空競技の記録は、以下の通りで第3位でした。
29.4秒 沈下率 0.7585m 
 この記録は、悪くはありませんが、かといって特別良いものでもありません。旋回をもっと大きくすれば30秒に届いたかもしれないとは思いますが、吉原さんの32.7秒・沈下率0.682mという大記録の前には比べるべくもありません。
 吉原さんの主翼は翼根翼弦長27㎜ぐらいということですから、翼幅が165㎜ぎりぎりと考えると、主翼面積は36c㎡・平均翼弦長21㎜・アスペクトレシオ 8 ぐらいと想像しています。
 いずれにしても、低レイノルズ数のゴムカタパルト機の場合、
高アスペクト比=高性能 ではないということになります。
(ちなみに、SC200の主翼のレイノルズ数は約5000ぐらいでしょうか)
 一方、先にも述べたように、翼幅が大きいため抵抗が大きいためか、獲得高度が低く、この日の記録は43.6秒でした。つまり、「獲得高度の低下を補えるほど滑空が良くない」ということになります。
 唯一の収穫は、「24㎜程度の翼弦長=低性能 ではない」可能性を示したことぐらいでしょうか。
 ただし、24㎜以下の翼弦長の機体になると、いくらスパンがあっても視認性が悪くなることも十分考慮する必要が在ります。
 

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2006年6月29日 (木)

但馬ドーム (4)思わぬミス発覚

Ts290004_1  午前中の但馬ドームJC予選の時点では、SC200の調整に納得がいかったので、SC174を使いました。3回目までは44.7、45.7、45.3と安定していたのですが、そのあと返しに失敗してしまい7.4秒でTHE endでした。ドームでは1回失敗すると、リカバーできません。
 実は、この失敗まで調整中も返りに失敗はありませんでした。それで、滞空時間を延ばそうとするあまり、発射角度をミスったのかと思ったのですが、違いました。次もあえなく落下。水平発射してみると、左へ旋回降下です。旋回を少し緩めるよう水平尾翼を調整すると、いきなり右旋回に??。その後、いろいろ調べてみると、高速時は左旋回で、低速時は右旋回と判明・・・??。一見歪みもありません。最初は、素直な左旋回だったんですけど・・・??
 後で、帰ってから調べてみると、左第1上反角が下がっていました。このため、左旋回さそうとすると旋回降下したわけです。
 たぶん、湿度が高かったため、このような変形が起きたと考えられます。
 主翼製作時、ゲージからはずした時のチェックで狂いがあれば、無理やり力技で曲げて矯正していたのですが、その矯正が戻ったと考えるのが妥当な推論かもしれません。持ち運びには、乾燥剤入りのアルミケースを使っていたことも、発覚を遅らせたようです。
 フジキさんからも、
「湿度が高いから変形している可能性があるよ」
とアドバイスされていたのに。

 紙飛行機修行の道程は、まだまだ長そうです。・・・(5)へ続く

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2006年6月28日 (水)

但馬ドーム (3)調整

 但馬ドームでの初フライトは、まさに緊張の一瞬でした。ドームのような静止気流の中で飛ばしたことはなかったので、自分の機体の性能がいかほどなのか不安だったからです。
 まず最初は、アウトドアで既に調整済み(といっても2週間前ですが・・・)のSC200C3BSをそのまま飛ばしてみました。その結果は・・・
 39.8秒(ウラタさんの計測です)
ここから、前述のように苦労しながら調整を進めたのですが、43秒前後にしか伸びませんでした。(公式記録は午後のインドア競技会の43.6秒)
 どのような調整をしたかというと、まずは重心位置を0.5mmきざみで後ろに下げました。これは、武蔵野のモリアイさんのレポートを参考にしました。その結果、たしかに、滑空速度が遅くなり沈下率も低下したように感じました。しかし、同時に、上昇高度も低下するようでした。したがって、この調整では高度と滑空のバランスの取れるところまで、ということになります。
 もう一つの調整は、旋回を大きくすることです。そうすれば、機体の傾きが小さくなり、翼面積が大きくなるので滑空が良くなるはずですから。しかしこの調整にも、ゴムカタパルト機の場合、すぐ限界が来ます。なぜなら、返りを良くするために旋回を利用しなければならないからです。ドームでは風はありません。ですから、あまりまっすぐ上がりすぎると、突っ立ってお尻から落下してしまいます。ですから、上昇の最後は、螺旋気味に滑空に入れなければなりません(たぶん・・・)。そのためには旋回も必要です(のはずです・・・)。
 
 実は、このあと、2005年モデルのSC174C3BSを飛ばしてみたのですが、コチラの方がドームではわずかに良く飛び、45~46秒でした。これは、あきらかに獲得高度の差によるものでした。(公式にはJC予選の最高記録の45.7秒)
 この結果は、ちょっとがっかりするものです。高アスペクト比は高度の差を埋めるほど滑空に貢献していないということですから。アウトドアでは、もっと滑空に違いを感じるんですけど・・・。
 同時に、期待した50秒以上もぜんぜんおよばず、まさに修行が足りませんでした。・・・(4)へ続く

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2006年6月27日 (火)

但馬ドーム (2)ドームの難点

Domin  まずは但馬ドームではじめ紙飛行機を飛ばしてみて感じたことですが・・・

 見えないんです。

 特に、上昇中20~30mあたりが、見えません。
 写真は万博のHPから借りてきたものですが、ドームの半分強が採光のためのテフロンテントとなっています。そのために曇り空に縦のスリット(構造材のことです)を入れたような状態。このため、ゴムカタパルトの紙飛行機は、テフロンテント側に向かって発射するとまず上昇の軌跡を追うことはできません。どこへ行ったのかと、きょろきょろしていると、突然、滑空している飛行機に出会う、って感じです・・・運がよければ。
 残りの半分は普通の屋根です。こちらに飛べば、バッチリ見えます。また、最も高いあたり(天井と言って良いのかな?)は、構造材が密なせいか、ここまで目がついていけば返りまで飛行機を捉えることができます。ですから、テフロンテントに背を向けて発射すればよいわけです。
 と、言う事は・・・
「飛ばしたことのない機体の調整はたいへんだ」
ということです。(銃身を後ろへ寄せる調整も危険が伴います)
 まっすぐ上がらず、墜落するようなヤツは、見失ってドーム中を歩き回ってさがすことになります^^;。さらに、上昇軌道も返りも見えないので、どう調整するかは勘に頼るしかありません。
 私も、なんどもドームじゅうをウロウロしたあげく、
「これ、落ちてたよ」
なんて拾ってもらいましたm(--)m。

拾ってくれた皆さん!ありがとうございました。・・・(3)へ続く。

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2006年6月26日 (月)

但馬ドーム (1)

Ts290002  昨日、兵庫県の但馬ドームで行われたJC予選インドア紙飛行機競技会に行ってきました。
 まずは、但馬のスタッフの皆さんに感謝したいと思います。

 以前からドームで飛ばしてみたい気持ちはあったのですが、一番近い但馬ドームでも自動車で高速を飛ばして4時間はかかるので、翌日の仕事のことを考えるといく決心がつかずにいました。
 今回は大阪のモーリさんにお願いして、前日大阪泊で大阪から車に同乗させていただきました。モーリさん!ありがとうございました。
 今回は、義妹にデジカメを貸してしまったので写真はなしです。ごめんなさい。

 今回の目的は、SC200の静止気流での性能を見ることでした。
 JC予選の方は、出足はまあまあでしたが、欲をかいて返しに失敗して惨敗でした。インドア競技会の方は・・・詳しくは、その(2)で。

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2006年6月20日 (火)

改良型主翼完成

Dsc01417s  改良型主翼ができました。
 翼端の後退角を大きくしてみました。
さらに、上反角と重量の左右対称性にもできるだけ注意して作ってみました。

 後は胴体との合体だけです。

Dsc01416s 

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2006年6月17日 (土)

新型胴体

Dsc01414  SC200用の新型胴体がやっと完成しました。

 先週の万博で横安定に問題があることが露呈しました。具体的に申せば、風がある中で旋回を小さくしようとすると、スパイラルに陥りやすく、調整がかなり微妙だったのです。
 考えられる改良策は、
1、主翼上反角を大きくする。
2、主翼後退角を大きくする。
3、主翼下の胴体の面積を増やす。
4、低重心化をはかる。
と、こんなところでしょうか。1については、面積の低下、抵抗の増加、持ち運びに不便が生じる、など考慮すべき問題が多いので、とりあえず2~4を試してみることとしました。

 新型胴体は主翼と尾翼とのオフセット量を3mmから5mmに変更、先端も1mm下げ低重心になるようにしました。さらに、主翼迎え角も0.1mmUPしました・・・が、そんな精度の工作ができているのかどうかは疑問です^^;。
 でも、この胴体、作るのに時間がかかるかかる。胴体の部品を切り出すだけで疲れちゃいました。

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2006年6月13日 (火)

6/11 JC万博予選(2)

Dsc01399  昨日はサッカーの試合があったのでブログどころではありませんでした。しかも負けちゃったのでビールを飲んで寝ちゃいました(涙)。 

 JC予選など紙飛行機大会の遠征では、競技の他に紙飛行機仲間と紙飛行機談義をかわしたり、競技が終わったあと飛ばしっこをしたり、時には紙飛行機の交換をしたりするのも楽しみの一つです。
 今回はもちろん高アスペクト比の主翼の是非が話題の中心でした。

 ところで、今日、大泉に全国ランキングが出ていました。すでに、33位。あと数日で圏外に去ることは確実です。判ってはいてもちょっと悲しいです。

 写真はコンドーさんに戴いた2006年型のコンドー機です。モノレール、地下鉄、新幹線、マリンライナーの混雑に耐え無事持ち帰りました(ちょっと目立っていたかも)。コンドーさん!ありがとうございました。

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2006年6月11日 (日)

6/11 JC万博予選

Dsc01397s 今日は朝5時前から起きて、JC万博予選にいってきました。
 JRでマリンライナー、のぞみ号、大阪御堂筋線、大阪モノレールと乗り継いで、9時に万博公園に着きました。
 今回は、例の192mmの新型機で挑戦です。

 天気予報では晴れるはずだったのですが、どんよりとした曇り空。風は東南4mぐらいか(風の予報もYahoo!はずれ)。でも上空はもっと荒れている感じでした。
 とても調整すらできそうにない状況だったので、またまたコンドーさんに頂いた2006年型のコンドー機を手にハンドランチの練習などして風がおさまるのをまつことに・・・。
 11時前後になると薄日が射し、風も止み間ができてきたので飛ばしてみることにしましたが、40秒足らずで、あえなく場外視界消失(視界没とはいえませんので^^;)。場外から回収してきた機体で2回目は、エッ!旋回降下で最悪の7秒。3回目は風は無かったのですが下降気流に捕まりエレベータ降下で25~6秒。4回目は鉄鋼館の方に流されてしまったのですが50秒。5回目は、やっとでました、MAX67秒。この間、調整中になくした機体2機でした。
 記録から言えば、ちょっと予選突破は無理というところですが、他の皆さんも苦労されていたようで、なんと1位でした。
 毛利さんはじめ万博の皆さん、計測に徹底していただいたフジキさん、ヤスダさん、ありがとうございました。次回また頑張りますのでよろしくお願いします。

 
 

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2006年6月 5日 (月)

6/4 河川敷

Dsc01318  日曜の日暮れ前、6時ごろから香東川河川敷に行って来ました。
 曇り空、東風ながら、昼間の風も6時ごろからは1~2mに収まって風の止み間に飛ばせる状況になりました。

 この日一番好調だったのは、以外にも先日紹介した翼幅192mmのSC200C3BS。他の機体が40秒前後(実はほとんど40秒弱)のなか51、58秒と絶好調。前回のまんのう公園で飛ばした時に気になった横揺れもほとんど見られませんでした。また、他の機体より明らかに滑空スピードが遅いように感じられました。
 とはいっても、まだ全力発射の試行回数はまだ4回だけ(まだ2機しか作ってないもので、なくしたくないんです^^;)。もっとたくさん作って、きちんと飛ばして、正しく評価したいです。
 JC予選も、これで参加しちゃおうかなぁ。

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2006年6月 4日 (日)

法然号

Dsc01310  メンバーのノウダさんが作ったハンドランチの「法然号」です。はやくも「コンドー効果」のあらわれか!もしかすると四国初のハンドランチャー誕生も近いかも・・・。
 ただし、肩パルトのほうはただいま修行中とか。
 
 

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2006年6月 3日 (土)

下笠井「ゆめみたい」子ども会紙飛行機教室

Dsc01311s  今日は、下笠井「ゆめみたい」子ども会の紙飛行機教室に香川紙飛行機を飛ばす会のメンバー3人で行って来ました。小学校低学年を中心に39人の参加でした。教材は、はじめて「カラス号」を使ってみました。評判はまずまずでしたが、また同時に、改良しなければならないところも見えてきました。
 実際にやってみると、紙飛行機教室の教材としての「トレーナー」がいかに細部にまで心配りがされバランスよく作られているかが判ってきます。

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