2007年11月23日 (金)

新型尾翼

Dsc02328s  新型尾翼を作ってみました。

Dsc02332s_2  作り方は、Musashino Paper Plane ClubTechniqueに掲載されている横関氏の2001ジャパンカップ自由ゴムA部門優勝機 機体図面で紹介されている制作方法と同じく、垂直尾翼糊付け面の境界線をハーフカット(切り落とさないよう紙の半分の厚さだけカッターを入れること)し、糊付け部分の紙を薄くはがす方法です。横関氏の製作法との違いは、水平尾翼の糊付け部分だけでなく垂直尾翼の糊付け部分も半分の厚みにはがしてしまうことです。
 これは、先に紹介したYAGIさんの手法です。

Dsc02329r_2 水平尾翼の上方だけでなく下方にも伸びた形状の双尾翼において重量の増加と正確な取り付けが難しいこと、糊付け部分の補強紙の凹凸が気になるなどの欠点を解消するものです。
 双尾翼では、上方のみの尾翼より下方にも伸びた形状の方が性能がよいという話(たぶん水平尾翼下面の整流効果を期待したものかな?)が在るのでちょっと期待しています。

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2006年2月13日 (月)

胴体-その3

DSC01131  最新式胴体製作法 串刺しです^^;。

さしずめ、胴体のめざしと言ったところです。

貼り合せは正確なはず・・・です。切り出しが正確なら・・・。

 針を通すポイントは正確に中心であることが確認できるように、十字マークにしています。

 欠点は、針を通す部分が盛り上がってしまうことです。そこで、針を通す部分は、1枚貼りあわせる毎に針を1本ずつ抜いて押しつぶします。さらに、あとで針を通した部分は切り取るようにしています。

 写真は、2点ですが、最新の胴体では、主翼と尾翼に上下に差をつけたり、わずかに迎え角をつけたために、3点になっています。

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2006年2月 5日 (日)

胴体-その2

DSC01108   前回の、胴体の話の続きです。

 2004年モデルは積層胴体でしたが、作り方に工夫を加えました。本体は4枚重ね。前部はさらに左右から1枚づつ重ねた6層にしました。

 正確に貼りあわせるための工夫として、中心の2枚を、中心を切り離さない程度にカッターで刃を入れて、折り重ねて貼り合わせてた物を作り、そこから胴体を切り出しました。こうすることで、胴体の左右で前後位置が狂わないようにしました。具体的には、真ん中の青・オレンジ・赤・緑のライン(主翼前縁から24mmから1mm刻み)が裏表でずれないようにしたと言うことです。

 また、この上に貼り合わせるケント紙がずれては何にもなりません。そこで、ラインの部分・胴体下部を半円に切り抜いてラインがのぞくようにしました。seisoudoutai1

 前回の記事「久々の・・・」に寄せられた梟さんからのコメントの「重心位置の移動の仕方」の補足になりますが、私は、このラインで重心位置を管理しています。また、機首にある長方形の部分には、これを切り抜いて板おもりをいれています。これによって、予想される最適重心位置より1mm後方に重心位置がくるようにしています。完成時には、さらに機首スポンジに下に板おもりの小片を挟んで最適重心位置に調整します。最初から、最適重心位置にしないのは調整範囲を確保するためです。

 ところで、この方法でも、特に尾翼を取り付ける最後部の正確な貼り合わせには問題が残っています。細すぎて上の2枚を強く圧着するときにずれやすいのです。かといって、4枚を貼り合せたものを一度に切るのは、厚すぎて精度にかけますし、なにより刃を深く入れるために大きな返り(切断面の縁が立ち上がること)ができたり、細い胴体自身がそりやすい問題があります。そこで、最近はさらに別のやり方で胴体を作っています。そのやりかたは、次回に・・・。

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2006年1月29日 (日)

胴体苦労話-その1

DSC01102  先日、香川紙飛行機を飛ばす会のメンバーから胴体の作り方についての質問がありました。そこで、胴体作りの苦労話を・・・

 現在は、ケンラン180の5枚貼りあわせ+里紙135の2枚補強という積層胴体です。しかし、最初からこのような構造の胴体を正確に作ることはできませんでした。ここにいたるには、それなりの工夫と試行錯誤があったのです。

 紙飛行機の胴体に求められることは以下の4つだと考えられます。

1、発射時にかかる主翼及び尾翼の負荷にたえられる強度があること。

2、墜落時に折れたり変形しにくい柔軟性と強度があること。

3、主翼と尾翼が正確に取り付けられること。

4、軽量であること。

 これを満たす構造として、ゴムカタパルトでは積層構造の胴体が一般的に用いられています。しかし、高さ4mm以下となると正確に貼りあわせるのはちょっと難しいです。

 最初、精度の問題に悩んだ私は、2002年から2004年の春まで写真のような板紙(0.7mm)とコの字型に折ったケント紙(135)を組み合わせた胴を使用していました。この胴体は、AGケント5枚と同等の強度とさらに軽量であると言う長所がありました。また、コの字に折った構造のため、左右の紙のずれはありませんから主翼の取り付け位置を容易に決められる特徴もあります。主翼・尾翼の取り付け位置は平板にするため上からかぶせるケント紙は切り抜いて、中の板紙がのぞく構造にしています(コの字に折り曲げた胴体上面は、丸く膨れやすいです)。

DSC01103  次の写真が、この胴体を使った機体の完成写真です。

 しかし、1年間使って、思わぬ欠点が露呈しました。それは、湿度に弱いことと、接着剤による変形の問題です。芯に使っている板紙は、ケント紙に比べて密度が低く、厚さの割に軽量であり、このために軽量でかつ曲げに対する強度を持っています。しかし、湿度によってそりがでやすいようです。また、上からかぶせるケント紙のコの字というこうぞうのため、胴体の上側にのみ接着剤が付くことになります。この接着剤の収縮によりそりが出ることがあります。その他、板紙を切り出すときに深くカッターの刃を入れすぎると、そってしまうことがあり、部品の切り出しの歩留まりが悪いことも欠点です。(尾翼に下で2.5mm~1mmですから)

 以上のような理由と積層胴体の作り方のアイデアを得たので、2004年からは、また、積層胴体に戻しました。

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2005年11月15日 (火)

上反角ゲージ

jyouhannkaku   これが現在使用している上反角ゲージです。

 2mmのバルサに折れ曲がり部分に切りはなしてしまわないように注意して垂直に切込みを入れます(あまり厚いものは加工が難しいですが3mmまではOKです)。これをパキパキっと折り曲げておきます。

 別に用意した厚紙か2mmバルサの角度ゲージを2段上反角なら3分割、写真のような3段上反角もどきなら4分割します(このパーツも厚いものはうまくいきません)。これを写真上のように下から沿えて瞬間接着剤で固定します。あとは折れ曲げ部分を瞬間接着剤で補強すれば完成です。

 使用方法は、写真下のように横目のバルサで主翼を挟んで固定します。上から押さえるバルサの幅が狭いほうが主翼のキャンバーに沿って曲がります。

 このゲージで一番考慮しなければならないのは折り曲げる位置の特定かも知れません(二段上反角以上の場合)。主翼の紙の厚みを考慮しなければならないからです。したがって、主翼の筋付けを主翼下面で出来るようにするなどして主翼下面とゲージ上面が一致するように主翼を設計するか、主翼下面の長さを実測してゲージを作る必要があります。私の場合は135などと言う比較的薄い紙を使用しているのと、折り曲げ部分は写真下の状態では紙1枚でこのあと接着剤たっぷりで補強材を上から貼って強度を得ているので問題ありません。

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2005年11月12日 (土)

SC174組み立て最終工程

DSC00950  なかなか派手でしょう

 これ、SC174シリーズの主翼と尾翼の取り付け工程です。

 主翼の翼根付近の上反角が0だからできる業なんですよね。これがしたいためにわざわざ3段上反角なんていう面倒そうな主翼にしたんです。

ゴムカタパルトでは重量の増加や調整が面倒そうなので2段上反角さえ避ける方が多いのにね。

 でもこの機体の重量は平均3.2gです。根が右旋回の機体が出来上がってしまうと厄介ですけど・・・。

 ところで、写真のクランプなんですけど、最近扱っているところがなくて難儀しています。(写真のものは100円ショップのダイソーで買ったものです。こんなことならもっと大量に買っておけばよかった。)もし、見かけた方がいらしたら教えてください。

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2005年11月 6日 (日)

紙を削る?!

kezuru  紙飛行機の主翼にキャンバーらしきものを作ったり、紙を数枚張り合わせて作った積層胴体に丸みを持たせるためや、貼り合わせた紙の段差をなだらかにするために紙を削ることがあります。

 と言うとほとんどの人が目を丸くしますが、これって紙飛行機作りの常識?です。特にオリジナル機では。でも他の人がどうやっているのかは知りません。

私の場合、15mm幅のヒノキの板(ヒノキ胴などに使用した後にできた半端の板)に#400の木工用の空砥ぎペーパーを短冊状に切った物を「貼ってはがせるスティックのりで貼り付けた道具を使って削っています。(写真左)削るのに使いやすい部分は板の先端15mmぐらいですから、その部分が摩滅すれば紙やすりをずらせて貼りなおして使います。

 翼の前部や後部を削る場合はまっすぐに削る必要があるので、写真右のようにかまぼこ板などの上で削りたい紙も上にもう一枚ガイドのケント紙を重ねてやすりの角度が一定になるようにして削っています。

 みなさんはどうやって削っていますか?

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